2024年7月6日(土)の午後、そろそろ日課の散歩に出掛けようかと思っていたら緊急事態が発生しました。TV台周辺のフローリングに水が溜まっているのです。見上げると、TVの上方に設置されたエアコンから水が漏れて雨のように降っています。慌ててリモコンでエアコンの運転を停止、使い古しのバスタオルでフローリングの水溜まりを拭きましたが、そんなものでは間に合いません。バスタオル2枚とフェイスタオル4枚で何とか溜まった水を吸い取りました。
いつもなら、行きつけのお店でコーヒーを飲みながらスマホの動画を見るところでしたが、緊急事態が発生した今日はヨドバシのエアコン売り場に直行しました。土曜の午後なので売り場は買い物客で溢れ、販売員もてんてこ舞いです。手空きの販売員を見つけて声を掛けたらH社の名札をつけていました。接客している販売員は、プロパーの社員は少なく多くがメーカーから応援に来ている方々でした。
小生が声を掛けた販売員は、応援販売員なので対応は出来ないと言うのですが、てんやわんやの売り場でヨドバシの社員を見つけるのは大変なので、ヨドバシの販売員に取り次いでくれるよう頼みました。30分くらい待ってくれとのことなので、売り場の商談用エリアで待ちました。ヨドバシの販売員と打ち合わせた結果、取り敢えず設置会社の作業員が来宅して対応し、本体の問題と分かれば、別途メーカーの人間が来宅することになりました。
二日後の月曜日、9時半頃、設置会社の作業担当者が来訪、かなりの年配で頭髪は80代の小生といい勝負でした。クーラーが停止しているので高温環境下の作業となり、禿頭に汗が溢れ一寸気の毒でした。状況から、ドレンホースの「詰まり」が原因と判断したようです。
◆ドレンホースクリーナー(真空ポンプ作戦)
最初に「エアコンの水漏れ用ドレンクリーナー」を使って「詰まり」の原因物質を吸い出す方法を試みました。このクリーナーは注射器みたいですが、実物はかなり大きく、まるで象用の注射器みたいです。ドレンホース内を真空にして異物を吸い出します。この方法で成果があったのかどうか、傍で見ている小生には分かりませんでした。

◆ワイヤー式詰まりゴミ取り具(ワイヤー作戦)
このゴミ取り具は、ワイヤー(スチール線と思われる)を巻取ってコンパクトに収納したものです。そこから必要な長さのワイヤーを引き出して、ドレンホースの終端部から差し込み、ドレンホースの途中にある「詰まり原因物質」を取り除くものです。下の写真は全く別の商品ですが、ホース内の挿入状況を示しています。スチール線の優れた直進性で長い配管にも対応、先端の形状が丸いので屈曲部への挿入も容易です。

真空ポンプ作戦でも、ワイヤー作戦でも、これが「詰まり原因物質です」と言うようなモノは出なかったので失敗かと思ったのですが、作業担当者は「詰まり」は解消していると判断したようです。あるいは、作業開始前に既に詰まりは解消していたと判断したのかもしれません。次にドレンホースの詰まり解消を確認することになりました。
◆詰まり解消を確認
「詰まり」が解消していることを確認するため、ペットボトルを改造した水差しを使って、室内機内の結露水を受けるドレンパンに水を注いで、室外のドレンホース終端部から水が流れ出るのを確認しました。ドレンホースから水が流れ出たので「詰まり」は解消したと考えエアコンを再稼働させました。作業員が帰った後3時間ほど経過しても水漏れの気配はありません。
そこで漸く散歩に出掛けることにしました。下の写真は散歩から帰って、入浴後の夜9時頃に撮ったものです。エアコン再稼働から10時間が経っていますが、水漏れはありません。
とは言え、もっと長期間の様子を見ないと、目出度し目出度しとは書けません。

水漏れ事故から5日後、少し落ち着いたので Windows の AI「Copilot」に原因を尋ねてみました。