自作履歴new

これまで製作したPCをリストアップすると下表のようになります。表を見ると25号機と26号機の間に5年の空白期間があります。原因はインテルの技術の停滞です。2016年以降、14nmのプロセスルールから一歩も進歩していません。10nmのプロセスルールはモバイル向けに実現していますが、デスクトップでは実現していません。一方のAMDは台湾の TSMC に生産委託していて、既に7nm のプロセスルールが確立しています。結果、性能面で Ryzenシリーズが Core シリーズを圧倒しています。

長年 Intel を使ってきた小生、噂の Ryzenシリーズで自作する気になりましたが、人気のRyzen は品薄でどこの販売店も「在庫ゼロ」でした。偶に「在庫あり」が出ても直ぐ売れてしまいます。価格コムのサイトに数社載っていましたが、正規価格の2~5割増しの高値品で、不具合発生時の対応などが心配で手が出ませんでした。各社、取り扱い量が少ないため、価格コムでなく自社のサイトで通販していることに気がつき、数社のサイトを定期的に巡回していたら、偶々覗いた某販売店のサイトで「在庫あり」を見つけました。

そのまま勢いで購入したのが Ryzen 9 5950X で、漸く、26号機が誕生しました。
5月に入って、価格コムのサイトにも20~30社の情報が載るようになり、ヨドバシの店頭でも Ryzen 9を見掛けるようになりました。6月中旬、ヨドバシを覗いたら展示品の5950X、5900X、5800X、等は全て売り切れたようでショウウィンドウから姿を消していました。それでも価格コムのサイトでは20社くらいが「在庫有り」としているので、4月頃までの在庫ゼロ状態からは抜け出したようです。

PC自作歴

注1)自作6号機
従来のCeleron 266/300はDeschutesコアでL2キャッシュ無しだが、新登場のCeleron 300A/330は、Mendocioコア、128 KBと小さいものの、CPUコアクロックと同じ速さで動作するL2キャッシュを内蔵していた。その上、簡単にクロックアップ出来たので PentiumⅡより人気があった。

注2)自作14号機
FSB 800MHzに対応したPentium 4、各製品ともFSB 533MHz以下のグレードに同一クロックの製品がすでに存在しており、それらとの区別のためクロックの末尾には「C」が付けられている。

注3)過去の購入機(赤文字の行)  
◆1994年、富士通のデスクトップ機FMV-590T2S(Pentium 90MHz)を購入。
◆1994年、東芝のノートパソコンGTR-575(Pentium 75MHz)を購入。
◆1998年、ゲートウェイのSOLO9100(PentiumⅡ 266MHz)を購入。
SOLO9100は中古市場で売却、FMV-590T2Sは旧職場のA氏に寄贈、GTR-575は出向先 に寄贈した。