選手交代7_長傘

隠居は緊急時以外は長傘を使用しています。先日、傘をすぼめようとして傘骨がブラブラしているのに気がつきました。ジャンプ式なので、親骨と親骨を支える受骨に加えて「引線」と言う短い骨がありますが、受骨と引線を接続しているハトメが腐食して壊れたようです。考えてみると、この傘は90年代後半に購入したので四半世紀も使っています。外れた部分を観察すると、街の修理屋さんに持って行けば直りそうな気もしますが、四半世紀も使ったので選手交代させることにしました。

壊れた受骨と引線の接続部(クリックで拡大)

尤も、交代する傘も引退する傘と同じく四半世紀前に買ったものなので古いですが、未使用品なので外観は新品のようで今後10年は使えそうです。傘のブランドはOLIVERとイヴサンローランでどちらも傘地は紺色です。売り場で、どちらにするか迷ったのですが、迷ったあげく両方とも購入しました。OLIVERの方が少し安く気軽に使えたので、イヴサンローランの方はバックアップ的な存在となり、結果、OLIVERが20数年間ズーッと使われ続けました。

1990年代後半に入手した長傘二本(クリックで拡大)

長年愛用した傘なので愛着があり、なんとなく別れ難いので、廃棄する前に記念写真?を撮りました。OLIVERの方は「玉留め」が無く、口(くち)ネームバンドで親骨を束ねる方式、イヴサンローランの方は「玉留め」があり、布製の傘袋もついていてクラシックな感じです。胴ネームの留め具も、OLIVERはホック式、イヴサンローランはボタン&リング式です。後継となるイヴサンローランの方は、既に2度持ち出して使いましたが、OLIVERとは使い勝手に微妙な差を感じました。

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