猛暑が続いています。そんな中、我が寝室兼書斎のエアコンの様子がおかしくなりました。十数年間使ってきたのでいよいよ選手交代かと思いました。念のためメーカーに問い合わせしたら「クリーニングしてください。」との回答です。横着をして長年メンテナンスしなかっため、エアコンが「早くクリーニングしてくれ」と訴えていたようです。マニュアルに沿ってクリーニングしたら常態に戻りました。
◆勝手にメンテナンスフリー
今のマンションは東日本大震災の年の12月に入居、入居前にエアコンを設置したので、かれこれ12年半くらい稼働しています。エアコンを設置した後、大型の机、本棚、ローチェスト、を搬入したのでエアコンの掃除をするスペースがありません。生来の横着者なので重い家具を移動するのは避けたかったのです。12年以上メンテナンスフリー状態でした。

エアコンの真下にベッドがあるため、ベッドを移動するには手前にある大型の机とローチェストを移動する必要があり、それを避けて本来必要なエアコンの定期的清掃を疎かにしていたのです。しかし、エアコン自身の訴えは無視できません。そこで思いついたのが、枕と布団だけ取り去って、ベッドマットの上に上がって作業することです。
◆クリーニング作業
隠居は20年越しの目眩症なので、堅いフローリングの上でもフラフラしています。堅めのベッドマットと言っても、その上に立つと我が体重でマットが歪み足元が安定せず、余計フラフラします。右手を壁に当てて姿勢を保ちながら、目一杯背伸びした上で左手を伸ばしてやっと届いた電源コンセントを抜きました。何年か前に居間のエアコンのクリーニングをしたことがありますが、その時の手順はスッカリ忘れていて、取扱説明書を頼りにクリーニング作業を進めました。
◇作業1(パネルを開ける)
取扱説明書を頼りに、前面のパネルを開けます。

◇作業2(ダストボッククスとエアフィルターの取り出し)
取扱説明書の図を見ながらダストボッククスを取り外します。取り外したダストボッククスからエアフィルターを引き抜きます。ダストボッククスとエアフィルターの汚れは掃除機で除去しましたが、エアフィルターの清掃には水洗いが必要と思いました。しかし、水洗いは面倒なので、多少の汚れは目を瞑って、今回は掃除機だけのクリーニングで済ませました。

◇作業3(パネルを閉める)
多少の汚れに目を瞑る手抜きクリーニングが終わったので、再びベッドマットの上に登って、ダストボッククスを本体に戻します。エアフィルター部分を差し込むまでは簡単に進みますが、ダストボッククスの装着がうまく行きません。何度か繰り返しましたがダメなので、一旦ベッドを降りました。

メーカーのサイトに載っていた動画を見たり、取扱説明書を読み直しましたが、「しっかり奥に押し込む」こと以外にコツは無さそうです。再度マットの上に登り、何度か「しっかり奥に押し込む」ことを試みた結果、漸く右のダストボッククスの装着に成功しました。続いて左のダストボッククスも装着出来ました。
◇仕上げ作業
最後にパネルを元の位置に戻してクリーニング終了です。但し、パネルを閉める前に重要な作業が残っています。電源コンセントを差し込んだ後、1秒間「フィルターリセットボタン」を押下する必要があります。これをしないと、エアコンの「クリーンランプの点滅」が解除されません。数年前の居間のエアコン掃除で「クリーンランプ」が解除されず悩まされたので、ボケ気味の隠居もこの点だけは覚えていました。
目出度し目出度しと思いながら、この投稿を書いている間に、居間のエアコンがトンデモナイことになっていました。結露水が原因と思われる盛大な水漏れです。そちらは「隠居仕事」では到底解決しそうもないので販売店に連絡、専門家の来訪を待つことになりました。そちらも早く解決して「目出度し目出度し」と書きたいものです。