
◆Clip-Onシリーズ(SVR-515)
2001年5月にソニーからHDDレコーダ(Clip-Onシリーズ、SVR-515)が発売されたので早速入手した。前年にSVR-715と言う上級機が出ているが、SVR-515はその廉価版である。
それまでのテープ録画と違ってなかなか便利で、直ぐにTV録画の主力になった。但し、HDD容量が小さい(40GB)のが泣き所で、小生は増設サービス(4万5000円)を申し込んで80GB(40GBHDD×2台)にして使っていたが、それでも容量不足は否めなかった。

◆Mycastシリーズ(CSV-S55)
Cliponは便利だが不満もあり、改良に期待して新機種Mycast(CSV-S55)を購入した。ところが製品コンセプトが変わってしまい、画質も使い勝手もCliponより悪くなっていた。
説明書に記載された機能の不具合を指摘してソニーにクレームをつけたら、ソフトを改造せずに説明書の誤記だと言う。誤記だとすると、リモコンに必要ないボタンが存在することになり納得出来ないと追求したが、誤記の一点張りで言い逃れするだけだった。この時点でソニーに愛想が尽きた。
その後、ソニーから魅力的な製品も登場したが、店頭で触ることもなく、ソニー製品の購入はゼロになった。
とは言え、手元のHDD録画機は多少の欠点を我慢しながら使い続けた。2004年の夏、猛暑のせいかメインのHDD録画機(ClipON)が時々おかしな動作をするようになった。オリンピックの録画をする気は無かったが、各社からオリンピック需要目当てのHDD/DVDレコーダの新機種がリリースされた。ソニー機が使えなくなると困るので、転ばぬ先の杖と思い、東芝のW録画機(RD-SX53)を購入した。
RD-SX53がメインの録画機になったので、2台あるソニー機のうちClipOnの方は緊急時の録画用として残し、MyCastの方を中古市場で処分した。ClipOnの不安定動作の原因はHDDと推定、手持ちのHDD(80GBx2)に交換した。内蔵のHDDを取り外す前に、外装ケース等の固定ネジを20~30本外す必要があったが、容量が倍増(80GB→160GB)した上、動作音も静かになり、購入時より快調に動作するようになった。半年後、東芝のHDD/DVDレコーダ(RX-5)を増設したので、このClipOnは中古市場で処分した。