これまで製作したPCをリストアップすると下表のようになります。表を見ると25号機と26号機の間に5年の空白期間があります。原因はインテルの技術の停滞です。2016年以降、14nmのプロセスルールから一歩も進歩していません。10nmのプロセスルールはモバイル向けに実現していますが、デスクトップでは実現していません。一方のAMDは台湾の TSMC に生産委託していて、既に7nm のプロセスルールが確立しています。結果、性能面で Ryzenシリーズが Core シリーズを圧倒しています。
長年 Intel を使ってきた小生、噂の Ryzenシリーズで自作する気になりましたが、人気のRyzen は品薄でどこの販売店も「在庫ゼロ」でした。偶に「在庫あり」が出ても直ぐ売れてしまいます。転売屋さんの高値品なら手に入りそうですが、不具合発生時の対応などが心配で手が出ません。Web の通販サイトで在庫監視を始めて1ヶ月くらい経った頃、偶々覗いた某販売店の通販サイトに「在庫あり」を見つけました。そのまま勢いで購入したのが Ryzen 9 5950X でした。漸く、26号機が誕生しました。

注1)自作6号機
従来のCeleron 266/300はDeschutesコアでL2キャッシュ無しだが、新登場のCeleron 300A/330は、Mendocioコア、128 KBと小さいものの、CPUコアクロックと同じ速さで動作するL2キャッシュを内蔵していた。その上、簡単にクロックアップ出来たので PentiumⅡより人気があった。
注2)自作14号機
FSB 800MHzに対応したPentium 4、各製品ともFSB 533MHz以下のグレードに同一クロックの製品がすでに存在しており、それらとの区別のためクロックの末尾には「C」が付けられている。
注3)過去の購入機(赤文字の行)
◆1994年、富士通のデスクトップ機FMV-590T2S(Pentium 90MHz)を購入。
◆1994年、東芝のノートパソコンGTR-575(Pentium 75MHz)を購入。
◆1998年、ゲートウェイのSOLO9100(PentiumⅡ 266MHz)を購入。
SOLO9100は中古市場で売却、FMV-590T2Sは旧職場のA氏に寄贈、GTR-575は出向先に寄贈した。