これまでに製作したPCをリストアップすると下表のようになりますが、25号機と26号機の間に約5年の空白期間があります。原因は、Intel が技術的に停滞、14nmのプロセスルールが 全く動かなかったのです。一方、AMD の製造委託先、台湾のファウンドリーTSMC(Taiwan Semiconductor Manufacturing Company, Ltd.)は、7nmのプロセスルールを実現、昨年には AMD の CPU が Intel を性能で完全に圧倒してしまったのです。巷の噂では、Intel は当分 AMD 勝てないとのことです。
2020年11月にリリースされた AMD の Ryzen シリーズが市場を席巻、久しぶりに自作市場が活気づきました。但し、TSMC の生産力には限りがあるので、品薄状態が続きどこの販売店も「在庫ゼロ」の状態でした。長年 Intel を使ってきた小生も、評判に釣られて Ryzen で自作する気になり買おうと思ったのですが、どこの販売店も「在庫ゼロ」の状態でした。正規価格に上乗せして売る転売屋には在庫がありましたが、買う気がせず、入手には一苦労でした。最近は出回り出したようで、前に口を掛けていた販売店から入荷の知らせが来たりします。

注1)自作6号機
従来のCeleron 266/300はDeschutesコアでL2キャッシュ無しだが、新登場のCeleron 300A/330は、Mendocioコア、128 KBと小さいものの、CPUコアクロックと同じ速さで動作するL2キャッシュを内蔵していた。その上、簡単にクロックアップ出来たので PentiumⅡより人気があった。
注2)自作14号機
FSB 800MHzに対応したPentium 4、各製品ともFSB 533MHz以下のグレードに同一クロックの製品がすでに存在しており、それらとの区別のためクロックの末尾には「C」が付けられている。
注3)過去の購入機(赤文字の行)
◆1994年、富士通のデスクトップ機FMV-590T2S(Pentium 90MHz)を購入。
◆1994年、東芝のノートパソコンGTR-575(Pentium 75MHz)を購入。
◆1998年、ゲートウェイのSOLO9100(PentiumⅡ 266MHz)を購入。
SOLO9100は中古市場で売却、FMV-590T2Sは旧職場のA氏に寄贈、GTR-575は出向先に寄贈した。