自作PC25号機

2016年7月末、久し振りにPCを組みました。来年の新CPU登場まで待つ積もりでしたが、Windows 10 の無償アップグレードの期限(7月29日)が迫ってきて心変わりしました。今回は CPU、メモリー、マザーボード、グラフィックカード、HDD(8TB 1台、4TB 2台)、NVMe の SSD、本体ケース、電源ユニット等を新調したので古いパーツの流用はCPUクーラー、光学ドライブ、HDD(4TB 1台)、TVチューナーカードくらいでした。

新SSDがバージョンアップ期限(7月29日)に間に合わなかったので、取り敢えず、手元にあったSSDにインストールして OS の認証を確保、後日、入手した新SSDに再インストールしたら、そのまま認証も通りました。(詳しくは「自作25号機の設定」を参照下さい。)  最近、プリンター複合機(MP970)のスキャナーの調子が悪く、更新を考えていたところ、9月24日にキヤノンから新型プリンターが出たので速攻で入手、MP970 と交換しました。

◆現用システム外観(2016年9月28日現在)

 

 

◆自作PC25号機改のパーツ構成

 

◆25号機のパーツ構成リスト(2016年9月28日現在)


◆Intel SSD 750 の読み書き速度

主要パーツを一新したので新規自作と言っても良さそうですが、特にNVMeの拡張カードタイプに変わったSSDの測定結果に関心がありました。結果は下表のように約2倍になって爆速と言えますが、体感ではそれ程の速度の上昇は感じられません。普通に使うなら、SATA接続のSSDの性能で十分かもしれません。

 

◆自作25号機のエクスペリエンス インデックス
Windows 8.1と同様にWindows10でも、Windows エクスペリエンス インデックスの測定はコマンドプロンプトを使う必要があります。コマンドプロンプトを起動して「WinSAT.exe formal」か、「winsat formal -restart clean」と入力すれば、測定が始まります。下図はコマンドプロンプトの入力時と終了時の画面です。

エクスペリエンス インデックスの測定

この結果は「C:\Windows\Performance\WinSAT\DataStore」フォルダーに xml ファイルとして保存されています。これを「WinSAT Viewer」のサイト(http://winsat.aroundit.net/ja/)を開いて、ドラッグ&ドロップすると、測定結果が表示される筈でしたが何故か表示されません。昨年も、Microsoft Edge ではダメで IE を使いましたが、今回はIEでもダメでした。そこでxml Viewer で開いたファイルの抜粋を下に載せておきます。

WinSAT 測定結果

上のように xmlファイルはViewerで見られますが、一寸見づらいので、昨年の出力フォームと上のxmlファイルのスコアを組み合わせて下図を作成してみました。一種のコラージュです。

WinSAT Viewerによるエクスペリエンスインデックス表示

25号機では、 SSDを SANDISK Ultra II の240GB からIntel 750シリーズに変更したので、プライマリーハードディスクのスコアが9.4まで上昇しました。グラフィックカードは GeForce GTX 1070に 、CPUはリリースされたばかりのBroadwell-E( i7-6850K)に、メモリーはDDR-4に更新した結果、それぞれのスコアが8.8に上昇しています。ゲーム用グラフィックのスコアは前PCでも9.9と異常に高くなっていて今回も変わっていません。9.9と言うのは最高点なので、恐らくWinsatのバグだと思うのですが、この点は対応されていません。