ライプツィヒ(番外)

ベルリンーライプツィヒ間鉄道路線
ベルリンーライプツィヒ間鉄道路線

1997年5月、自律分散システムの学会がベルリンで開催され、出向先の財団から参加を命じられ出張しました。

同学会では財団で運営する関連委員会のS委員長がパネラーを務め、メンバー企業から研究報告が行なわれました。

小生は出発前にS委員長の発表用資料の作成を手伝いましたが、現地では専ら聞いているだけだったので楽な出張でした。

週末に時間が出来たので、久し振りにドイツの鉄道に乗りたくてベルリンから日帰り出来るライプツィヒに出掛けてみました。

昔 滞在した頃は冷戦期だったので、東ベルリン以外は敬遠して行かなかったので、ライプツィヒを訪れるのは初めてでした。

若きゲーテが学んだ地であり、この機会に旧東ドイツの街が統一後にどう変わりつつあるのかも垣間見たいと思って出掛けたのです。

当時は未だベルリン中央駅は無く、ベルリンツォー駅からインターシティで出掛けました。駅の発券システムは昔と違ってコンピューター化されていたので、窓口で一寸まごつきました。更に、当日はベルリンツォー駅の行き先表示システムが停止していて、目的の列車に乗車するのにもまごつきました。久し振りのドイツ国鉄は何となく「浦島太郎」の気分でした。

ライプツィヒ市街図
ライプツィヒ市街図

お天気は良かったのですが、風が強いので体感温度がかなり低く、駅を出て暫く歩いているうちに寒さに震えました。上着の下にセーターを着ていても寒さに耐えられず、途中でカフェとレストランに逃げ込んだ記憶がありますが、場所もお店の名前も思い出せません。5月とは言えドイツですから用心してダウンコートを持参すべきでした。油断禁物です。

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