NASの修復

以前、自作26号機でスリープ後にHDDを認識しないと言う不具合を投稿欄に乗せました。原因は AMD の RAIDXpert2 と言う RAID用ソフトであることが判明、内蔵HDDのRAIDは諦め、次善の策として、本体内蔵のHDDを取り外してNASに移設することにしました。

使用するNASキットはSynology DS220+です。昔、BuffaloのNASを使ったことがありますが、管理システムの出来がイマイチだった記憶があり、今回は海外系のNASキットを採用しました。4ベイタイプでRAID5を構築したかったのですが、我が机上のスペースの関係で2べいタイプで我慢しました。

Synology DS220+(クリックで拡大)

NASではなく「USB外付けケース」を使う選択肢があり、そちらの方が安上がりです。それでもNASを選んだのは、最近、NASを紹介したYouTube動画を見て、昔使ったBuffaloとは大違いと感じ、動画に釣られた形でNASを選びました。現在、PCにメディアサーバー「Serviio」をインストールしてますが、常時電源オンのNASの方が使い勝手が良さそうです。

Synology NAS のHDDは、専用ホルダーを介してケース本体に装着しますが、スクリューレスで固着出来、HDDの取り付け取り外しは非常に簡単です。早速、SynologyのOS(DSM)をインストール、アカウントの登録、フォルダー共有等々を経て、最初のデジ一眼D70以来の撮影データを格納しました。ただ、気懸かりなことが一点あり、移設したHDDはPC内蔵時にCrystalDiskinfoで健康状態が「注意」だったのです。

CrystalDiskinfoの健康状態(クリックで拡大)

心配したHDDの健康状態ですが、NASの運用を開始した時点で、ストレージ管理システムは2台とも「正常」と表示したので暫く様子を見ることにしました。ところが、先週末(9月10日)、HDD1台に「失敗:Failure」のアラームが点灯しました。偶々手元に予備の8TB・HDDがあったので直ぐに交換、数時間の修復作業の後、正常に戻りました。

HDD交換後の修復初期の状況(クリックで拡大)

上の画像の「ディスク1」が新しいHDDです。健在な「ディスク2」からデータをコピーする作業が「修復」です。残り時間12時間以上の表示がありますが、起床した時には完了していたので、実際はその半分くらいの時間(6時間程度)で完了したと思われます。下の画像が修復後の状態ですが、ストレージマネージャー(管理システム)は分かり易いです。

正常に戻ったストレージ(クリックで拡大)

以上がNASの修復状況ですが、HDDが手元に無いと修復が遅れ、その間に残った方のHDDも壊れたら大変なので、バックアップのUSB外付けHDDを用意しました。

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