格安SIMの購入はオンラインでも店頭でも可能です。小生はSIMフリー端末を量販店で購入したので、同時にIIJmioのSIMもそちらで購入しました。店頭でSIMを入手してWeb手続きすれば直ぐ使えると思ったのですが、それは小生の早とちりでした。購入した音声通話SIMのパッケージにはSIMは同梱されてなく、Web手続きの後、MVNO側で本人確認をした上で配送される仕組みなのです。なので、端末購入の前夜、SIM をオンライン購入した方が実物の入手は早かったかもしれません。

◆SIMカード
4月1日、待ちに待った?「格安SIM」が届きました。開封すると右のような台紙が出てきました。micro-SIMの外形は 12mm×15mm で、台紙そのものが基盤になっていて切り離し易いように3点で保持されていました。台紙には電話番号も表示されていました。
3点だけの支持ですが結構しっかり保持されていて、指先の柔軟性が低下した老人には、小さなSIMを傷つけないように台紙から切り離す作業が難しく苦労しました。更に、切り離した micro-SIM をスマホのカードホルダーに装着する作業にも手こずりました。
◆二度目の初期設定
何とかSIMを装着して、我がスマホも漸く本来の機能が整いました。本来ならこの段階でスマホの初期設定を行うのですが、小生の場合、SIM無しで使い始めていたので今回は初期設定ガイドが機能しません。初回の「初期設定」でデータ通信は「Wi-Fi 接続のみ使用」をチェックしたことを朧気に覚えていたので、設定を変えたかったのですが、その画面が見当たりません。
アクセスポイント「APN」の設定はIIJmio が済ましていて、スマホから我が家の固定電話に掛けても、固定電話からスマホに掛けても繋がりました。電話が通じれば何とかなると思い、時間が無いのでデータ通信の設定はそのままにして、翌日、鹿児島に出掛けました。案の定、鹿児島の街中ではインターネットに繋がりません。幸いホテルにはWi-Fi 環境が整っていたので助かりました。
翌日、ホテルを出る前に「フェリーなんきゅう」のサイトで「運行状況:正常」を確認して「スマホの便利さ」を実感、安心して指宿に向かいました。フェリーの中からタクシー会社に電話すると、これは直ぐ繋がったのですが、先方は「受付ミスがありました。申し訳ないが予定の変更をお願いしたい」とのこと。根占港に着いたら運転手氏と交渉することにして電話を切り、到着まで錦江湾の眺めを楽しみました。
鹿児島旅行から帰って、ASUSのサポートに問い合わせたところ、[設定] – [もっと見る] – [モバイルネットワーク] の更に下層に [データ通信を有効にする] と [アクセスポイント名] の設定項目があることを教えられました。記憶にある初期設定画面とは異なりますが、これでデータ通信が有効になり、普段の散歩の途中でもインターネットに接続出来るようになりました。