定年で時間に余裕が出来たのでホームページを作って公開しようと考えたのですが、契約しているプロバイダーが提供するホームページサービスを利用するだけでは「能がない」と思 い、自前のサーバでホームページを公開することにしました。当然「ドメイン名」と自前の「サーバ」が必要です。何も知らなかったので、ドメイン名の取得方法とかサーバの構築とか少しずつ勉強しました。
◆ドメイン名
ドメイン名を決める時、「60年使ってきた姓=murano」を織り込むことにしました。 残念ながら第1候補のドメイン名「murano.jp」は既に使われていたので、やむなく「e-murano.jp」を登録し3~4年使いました。その後、国コードトップレベルドメインの開放が進み、色々なトップレベルドメインが使えるようになりました。その中に「.cc」があり、調べてみると「.cc」ドメインなら未だ murano が使えると分かり、取り敢えず murano.cc を登録しました。
カーボンコピーの略と間違えそうなドメインですが「.cc」はインド洋に浮かぶオーストラリア領ココス諸島 (Cocos Ilands)に割り当てられた立派な国コードトップレベルドメインでした。流石に人口数百人のココス諸島では murano.cc は誰も使っておらず楽々登録出来ました。不思議な縁で繋がりが出来たココス諸島とはどんなところか気になったので調べてみました。(下図参照)
◆「.cc」 から「. yokohama 」へ
2014年に『 .yokohama 』ドメインの登録が可能になりました。新しいドメインなので「murano.yokohama」は未だ空いていました。簡潔な murano.cc と比べると迷うところですが、取り敢えず登録しました。当面、WordPress の練習用として使用する予定ですが、murano.cc の契約が2015年秋に切れるので、契約を延長せずにその後は .yokohama だけにして、WordPress で作成したページに移行することにしました。(2015年1月に .yokohama に移行。)
『 .yokohama 』を使い始めて分かったのですが、世の中には6文字以上のドメイン名を受け入れない企業システムが未だ残っていて、偶にユーザー登録が出来ないことがあって不便を感じます。愛用している一眼デジカメのメーカー「ニコン」もそのひとつで、残念ながら登録できません。やむなく普段使わないプロバイダーのメルアドで登録して、常用のアドレスに自動転送しています。お陰でこれまで使ったことの無い「Becky! の自動転送機能」の設定を学習出来ました。
◆我がインターネット環境の変遷
独自ドメインを使う前は、プロバイダーの決めたメールアドレスでしたが、そのうちプロバイダーのサービスも進化して、プロバイダーのサブドメイン機能を使ってユーザーの好みのメールアドレスが使えるようになりました。当時は@yokohama.email.ne.jp (ニフティ)、@murano21.com (ASAHIネット)、等々を使っていましたが、既に記憶が朧です。忘れないうちに我がインターネット環境の変遷を図にまとめてみました。
