現在(2017年12月)のPCシステム

2016年7月末、久し振りにPCを組みました。来年の新CPU登場まで待つ積もりでしたが、Windows 10 の無償アップグレードの期限(7月29日)が迫ってきて心変わりしました。今回は CPU、メモリー、マザーボード、グラフィックカード、HDD(8TB 1台、4TB 2台)、NVMe の SSD、本体ケース、電源ユニット等を新調したので古いパーツの流用はCPUクーラー、光学ドライブ、HDD(4TB 1台)、TVチューナーカードくらいでした。

新SSDがバージョンアップ期限(7月29日)に間に合わなかったので、取り敢えず、手元にあったSSDにインストールして OS の認証を確保、後日、入手した新SSDに再インストールしたら、そのまま認証も通りました。(詳しくは「自作25号機の設定」を参照下さい。)  最近、プリンター複合機(MP970)のスキャナーの調子が悪く、更新を考えていたところ、9月24日にキヤノンから新型プリンターが出たので速攻で入手、MP970 と交換しました。

携帯電話もスマホも持たない小生、旅先で公衆電話が見つからない時や緊急情報をチェック出来ない時に一寸不便を感じる位だったので、なかなかスマホデビューに踏み切れませんでした。とは言え、これだけ普及してくると「どんなモノ」か一寸体験してみたいと言う思いも段々膨らんできて、とうとう「格安スマホ」に手を出しました。散歩の途中、量販店に寄って今話題の格安SIMと端末を購入、帰宅してよく見るとSIMは同梱されてなく、Webで手続きして漸く自宅に送られてくることを知りました。

肝心のSIMの到着は週末ですが、それまで端末が使えないのは残念なので、暫くはSIM無しで使うことにして、Wi-Fiルーターを設置することにしました。小生はADSL回線が始まった頃から、自前のルーターを使っていましたが、5年前に転居してからは各部屋にLAN端子があり、自前のルーターは不要になりました。昔、ADSL回線の頃は色々設定が面倒だったのですが、今回はWi-Fi を利用するだけなのでルーター設定は簡単に終了して、直ぐに我がホームページ「網老雑記帳」にアクセス出来ました。

 

◆現用システム外観2017年12月24日現在

◆自作PC25号機改のパーツ構成

 

25号機のパーツ構成リスト(2017年12月24日現在)

 

◆Bluetoothキーボード
2~3年前、Windows 8 か8.1を使っていた
頃に Bluetoothキーボードを使ったことがあるのですが、その時はチャタリングが激しくて一週間くらい辛抱したのですが敢えなく敗退しました。大枚をはたいて購入した新品の Bluetoothキーボードは処分し、Bluetoothアダプターはクローゼットの片隅に押し込んだままで、代わりに安物の有線キーボードを購入して使っていました。

それから2年、散歩の途中で不図「自作PCのマザーボードが変わったしWindowsも8から10に変わったのでBluetoothキーボードが使えるのではないか?」と言う疑問が浮かびました。その足でヨドバシの売り場に行き、現在使っているキーボードと同じ本体で Bluetooth 仕様のモノを入手しました。二年前に処分したBluetoothキーボードの1/3のお値段でした。

帰宅して早速テストと思ったのですがクローゼットに仕舞った筈のアダプターが見つかりません。漸く二日後に見つかりテストです。焦っていたのでペアリングに一寸手間取りましたが、チャタリングは発生しません。安物キーボードが良かったのか、PC側のドライバーが進化したのか、何が効いたのかは不明ですが我がPCでも世間並みにBluetoothキーボードが使えるようになりました。


Intel SSD 750 の読み書き速度

主要パーツを一新したので新規自作と言っても良さそうですが、特にNVMeの拡張カードタイプに変わったSSDの測定結果に関心がありました。結果は下表のように約2倍になって爆速と言えますが、体感ではそれ程の速度の上昇は感じられません。普通に使うなら、SATA接続のSSDの性能で十分かもしれません。

クリスタルディスクマーク比較

 

◆自作25号機のエクスペリエンス インデックス
Windows 8.1と同様にWindows10でも、Windows エクスペリエンス インデックスの測定はコマンドプロンプトを使う必要があります。コマンドプロンプトを起動して「WinSAT.exe formal」か、「winsat formal -restart clean」と入力すれば、測定が始まります。下図はコマンドプロンプトの入力時と終了時の画面です。

エクスペリエンス インデックスの測定

この結果は「C:\Windows\Performance\WinSAT\DataStore」フォルダーに xml ファイルとして保存されています。これを「WinSAT Viewer」のサイト(http://winsat.aroundit.net/ja/)を開いて、ドラッグ&ドロップすると、測定結果が表示される筈でしたが何故か表示されません。昨年も、Microsoft Edge ではダメで IE を使いましたが、今回はIEでもダメでした。そこでxml Viewer で開いたファイルの抜粋を下に載せておきます。

WinSAT 測定結果

上のように xmlファイルはViewerで見られますが、一寸見づらいので、昨年の出力フォームと上のxmlファイルのスコアを組み合わせて下図を作成してみました。一種のコラージュです。

WinSAT Viewerによるエクスペリエンスインデックス表示

25号機では、 SSDを SANDISK Ultra II の240GB からIntel 750シリーズに変更したので、プライマリーハードディスクのスコアが9.4まで上昇しました。グラフィックカードは GeForce GTX 1070に 、CPUはリリースされたばかりのBroadwell-E( i7-6850K)に、メモリーはDDR-4に更新した結果、それぞれのスコアが8.8に上昇しています。ゲーム用グラフィックのスコアは前PCでも9.9と異常に高くなっていて今回も変わっていません。9.9と言うのは最高点なので、恐らくWinsatのバグだと思うのですが修正されてません。マイクロソフトはWinsatを見限ったようです。