◆UEFI の設定
以前は色々弄ったのですが、年のせいか最近は横着になってSATAのモード設定をRAIDにする以外はデフォルトの設定に任せています。

◆RAID設定
これまで、2TBのHDD 3台でRAID5を構成(容量3.6TB)して使っていましたが、デジカメのRAWファイルが増えてきたので、25号機制作を機にRAID・HDDを2TBから4TBに更新して容量を倍の7.2TBに増やしました。Dドライブの容量が2倍になったので、デジ一眼のRAWファイルが増えても当分は容量の心配はしなくてよさそうです。

◆Windows 10 のインストールとアップデート
昨年、最初に公開されたバージョンは1507でしたが、2016年10月現在のバージョンは1607に進んでいいます。OSのインストールとバージョンアップについては、別ページ「Windows 10 Upgrade」と「Windows 10 のクリーンインストール」に載せました。バージョン1607では「デジタルライセンス」と言う認証方式が登場したので、主要パーツを交換した時の面倒な電話認証が激減しそうで自作派としては大歓迎です。

無償アップグレードのインストールメディアは、MSのサイトから「メディア作成ツール」をダウンロードして作ります。前回はDVDでしたが、今回はUSBメモリーで作成しました。25号機の組み立てが無償アップグレードの終了期限ギリギリだったので、取り敢えず手元にあった古いSSDにインストールしました。後日、爆速SSDを入手したら Windows10 のイメージバックアップ機能でクローンを作成する予定でした。
ところが、慌てて使用した手元の SSD に「回復パーティション」と「EFIパーティション」が残っていたため、アップグレード後はデュアルブート状態になり、起動の度毎にブートメニューが出てきます。毎回ブートメニューが出るのは鬱陶しいので、起動と回復の設定で「オペレーティングシステムの一覧を表示する時間」を0にして、ブートメニュー表示を抑えて使っていました。
新しい爆速SSDを入手したので、早速 Windows10 のイメージバックアップを使おうと思ったらエラーでバックアップ出来ません。上の表で「瑕疵」と記述したのはこのことです。SSDのパーティションを調べてみると、Windowsの「ディスクの管理」では見えない「不明のパーティション」があります。以前のシステムの残骸で、前述のデュアルブート状態もこれが影響していたようです。
取り敢えず、フリーのコピーソフトを使って爆速SSDにコピーして暫く使っていたのですが、自作派としてはスッキリしません。色々パーティションを弄っていたら、突然起動出来なくなりました。お陰でもう一度クリーンインストールする決心がつきました。「DISKPART」コマンドを使って、爆速SSDのパーティションの痕跡を完全に除去した上で、クリーンインストールしたところWindows10のイメージバックアップも作成可能になりました。
◆デバイスドライバーのインストール
★ビデオカード
リリースされたばかりのGTX1070なので同梱のDVDからインストールしたドライバーは最新でした。同梱のDVDに載っていたソフトを全てインストールしたのですが、そのうちの Gamming APP と言うソフトがパソコン起動時にコマンドプロンプト窓を一瞬表示します。時間は1秒くらいで一寸鬱陶しいですが、発生源が判明し、実害も無さそうなのでそのままにしています。(下図)

★マザーボード
今回使用したマザーボードX99 A II は、新しいCPU(Broadwell-E) の登場に合わせてリリースされたばかりの製品です。2年前に出た X99 A の方が安いのですが、ファームウェアの更新が必要で一寸面倒です。仕様上も色々と改良されているようなので迷わず X99 A II を選択しました。同梱のDVDからドライバー類を一括インストールしましたが、全てお任せで待つだけでした。

★セキュリティソフトESETのインストール
ドライバーではありませんが、LANドライバーがインストールされたこの段階で、セキュリティソフトをインストールします。
24号機改に使っていたソフトの有効期限が半年ほど残っていましたが、面倒なので新たに3年版を購入してインストール、新規使用なのでウィルス定義データベースのアップデートやコンピュータの検査にかなり時間が掛かりました。
その後はセキュリティ関係はESETに任せっぱなしで、その存在をあまり意識しません。暫く使っていたのですが、9月中頃、PC起動時にESETの起動画面が現れないので「???」と思いました。おかしいなと思いつつ数日使っていたのですが、気になって調べたらESETがアンインストールされていたのです。小生の操作ミスと思われますが、数日間、セキュリティソフト無しで稼働してました。
そう言えば一度ディスプレイの右下隅にOSの警告メッセージが出たのを思い出しました。ESETをインストールしているので警告メッセージを無視したのですが、危ないところでした。慌てて再インストールしました。購入したのはダウンロード版だったので、ファイルやアカウントやキーワードをどこに格納したのか思い出せず四苦八苦しました。
◆複合プリンターTS9030
2016年9月27日、長年愛用した PM970 を TS9030 に更新しました。PM970 はまだまだ使えそうですが、前面カバーにガタが来てセロテープで押さえている状況なのでソロソロ潮時と思い、発売間もない TS9030 を購入しました。ドライバーやソフトのインストールはオンライン化されて簡単になりましたが、スキャナーの設定は以前より面倒になりました。
設置当初、スキャナー側のパネル操作がうまく行かず、取り敢えずPC側からの操作で対応しました。あまり取説を読まない小生です。不明な点をキヤノンのお客様相談室と何回かメールの遣り取りをして解決しました。原因はスキャン設定の際の操作名称がPC側とプリンター側で整合しておらず当方が混乱したのですが、もう一工夫すれば操作名称の整合はとれたと思うので改善案を提案しておきました。
◆ScanSnap iX-500
iX-500に同梱されたセットアップディスクを使ってドライバーと関連ソフトをインストールしました。特に追加処置無しでそのまま使ってい ます。
◆アプリケーションソフトのインストール
以前と違って最近は「プロダクトキー+アカウント」を使った認証方式が多くなって、アプリケーションのインストールが結構面倒です。以前は記憶に頼るだけでも何とかなっていたのですが、加齢のためか、最近はメモがあっても何のメモか思い出せないことが多々あります。
★メールソフトBecky!のインストール
ダウンロードして保存されているファイルを使ってデフォルトでインストールします。インストール後の最初の起動で、Becky!が使用するフォルダーを聞いてくるので、DドライブのB2フォルダーを指定します。このフォルダーにはこれまでのメールデータと設定情報が保存されているので、直ぐにBecky!を使用出来ます。
ただ、2~3世代前のバージョンからデフォルトのフォントサイズが小さくなったようで、老化現象の著しい小生はフォントサイズの変更が必要です。この操作はあまり洗練されておらず、メール本文のフォントは「表示」タブの「フォントの変更」で行いますが、フォルダー表示とメールの一覧表示は「ツール」タブの「全般的な設定」 → 「一覧表示」で行間とフォントサイズを設定します。世は高齢化社会、この点は改良の必要ありと感じています。
★秀丸エディターのインストール
Windows 95 の頃から使っていますが、ダウンロードしたファイルをクリックするだけで、後はインストーラーにお任せしています。Windows アクセサリーのメモ帳は使い難いのでOSをインストールした直後にインストールしています。
★FTP ソフト Next FTP のインストール
ホームページを WordPress で作るようになって使用頻度は減ったが、アルバムのページは独自方式で作っているので、アルバムのアップロードにはFTPソフトが欠かせません。
十数年前に雑誌の紹介記事知り使い始めたのですが、長年使い続けて慣れているので他のソフトを使う気になりません。知人に使い方を質問されることがあるので、フリーのFFFTPもインストールしてますが自分用には専らNext FTPです。
レンタルサーバーを何回か借り換えたので、その都度、FTPの設定が変わりましたが、以前は設定情報をちゃんと管理してなかったので、いざ設定と言う時にHDD内のメモを探して右往左往してました。最近は画像とtxtファイルと両方をUSBメモリーに保存して直ぐ取り出せるようにしています。

★Adobe Design and Web Premium CS6のインストール
毎年のようにPCを更新してきた小生、新しいPCへAdobe のソフトをインストールする際、大抵ライセンス認証で引っ掛かりサポートに電話してました。
ハッキリ覚えていませんが、CS4 か CS5 の頃から「ライセンス認証の解除」が可能になり、ライセンス認証で引っ掛かることがなくなりました。
今回はシステムドライブのPartition操作を繰り返しているうちに起動出来なくなったためライセンス認証の解除が出来ませんでした。久しぶりに電話することになるかなと思ったのですが、何故か何事も無くライセンス認証を通りました。

★Microsoft Office 2013のインストール
2年前にOffice2003から20013に乗り換えました。現役時代と違って隠居してからはOfficeを使うことは少なくなりましたが偶に使います。今回HDDに保存されたISOファイルを使ってインストールしたのですが、ライセンス認証を通りません。
困惑しながら関連フォルダーの中のファイルを調べていたら、最初にインストールした時の画面が出てきました。画面には個人用のアカウントが表示されていました。二年前の古いメールアドレスでした。勿論、パスワードは表示されないので、思い浮かぶ幾つかを試したところ無事ライセンス認証を通過しました。
初回はオンラインインストールだったようですが、昨年の夏から2~3回はOSのクリーンインストールをしており、その都度Officeも再インストールしていたのですが、ライセンス認証で引っ掛かった記憶がありません。認知症気味の小生が Office 用のアカウントを記憶していたとは思えず、実際は認証に引っ掛かっていたのに忘れてしまったのか、その辺のことを思い出せないのが一番の問題です。
★Microsoft Expression Web のインストール
我がホームページの骨格はWordpressに移ったので出番は少ないですが、「お散歩アルバム」はWordpress のアルバム機能は使わず独自形式で制作してホームページに組み込んでいます。アルバムはDreamweaver で制作しますが、一部 Expression Web のオートサムネイル機能を使っています。既に MS のサポートは終了してますが、サムネイルを作るだけなので使い続けています。
★Capture NX-D
これまで使っていたCapture NX2はD810とD500のRAWファイルに対応してないので、やむなくCapture NX-Dを使っています。インストールにはニコンのサイトからダウンロードしたファイルを使います。インストール後に連携アプリとして Capture NX2 とPhotoshop を登録しておくと、Capture NX-Dで現像した画像をワンクリックすることで Capture NX2 や Photoshop に tif ファイルの形式で送ることが出来き、追加の画像処理が可能です。
★Capture NX2
前項に記したように D810 以降のニコン機のRAW現像に対応してません。小生はD200以降、長年使い続けて慣れているので Capture NX2 もインストールします。手元にインストール用のDVDディスクはありますが、ニコンのサイトからダウンロードした最新ファイルを使ってインストールします。そのため手元のDVDディスクは未開封のままで、パッケージ表面に記載されたプロダクトキーだけを使用しています。
◆pdfファイルのサムネイル表示
Windows 8 では下記の手順で対応していたのですが、Windows 10 では有効でなかったため、つい最近まで、64bit OS ではpdfファイルのサムネイルを諦めて使い難いのを我慢していました。ネットで調べるとPDF-xchangeviewer と言うソフトをインストールするとサムネイル表示出来るとのことで。取り敢えずはその方法で対処してました。
2016年10月末、Adobe Acrobat の調子がおかしくなったので、念のためアンインストールして再インストールし、既定のプログラムをPDF-xchangeviewer から Adobe Acrobat に戻しました。その結果、当然サムネイル表示が出来なくなり、再度ネットを調べたところ、エクスプローラーの表示設定を変更するだけで表示出来ることを知りました。忘れると困るので、以下に手順を記しておきます。
エクスプローラーのツールバー「表示」をクリックして、右端の「オプション」をクリックすると「フォルダーオプション」が開くので、表示タグを選択、詳細設定欄の「常にアイコンを表示し、縮小版は表示しない」のチェックを外すとサムネイルが表示されました。この項目の存在は随分前から知っていたのですが、文章の意味が当方に正しく伝わらずスルーしてました。
参考(Windows 8 の場合)
なお、64bit版Windows では、pdfファイルのサムネイル表示が出来せん。ネットで調べれば対処方法がアップされています。下記のサイトから「Adobe PDF iFilter 9 for 64-bit platforms」をダウンロードしインストールします。
http://www.updatestar.com/ja/topic/adobe%20pdf%20ifilter%209%20for%2064-bit%20platforms
但 し、プログラムに不備があってこれだけではサムネイルの表示が出来ません。もう一つダウンロードが必要です。下記URLから「Fixes for 64-bit Adobe Reader preview handler and thumbnails」をダウンロードし、インストールしてます。 http://www.pretentiousname.com/adobe_pdf_x64_fix/
これで漸くエクスプローラーでpdfファイルのサムネイルが表示されるようになりました。
◆NEFファイルのサムネイル表示
Windows 8 と同様に下記の手順で表示可能でした。
ニコンのRAW画像ファイル(拡張子:NEF)をエクスプローラでサムネイル表示するには、NIKON_NEFCodec をインストールする必要があります。NIKON_NEFCodec は下記サイトからダウンロードします。2016年8月時点の最新バージョンは、Ver.1.28.0 でD5、D500に対応しています。
http://www.nikonimglib.com/nefcodec/index.html.ja
◆自作25号機のディスク構成とバックアップ
2016年8月、Windows10の無償アップグレードで駆け込みインストールするため、25号機を制作しました。CドライブにはNVMe・拡張カードタイプのIntel SSD 750を採用。DドライブはNAS向け4TB HDD 3台でRAID5を構成。Dドライブのバックアップ用にNAS向け8TB HDDを内蔵させています。Dドライブ上のB2フォルダーとmuranoフォルダーはフリーソフトの BunBackup を使用してWドライブに非定期に手動でバックアップしています。
Cドライブのイメージバックアップは、これまでWindowsの「バックアップと復元」に搭載されている「システムイメージの作成」を使っていたのですが、今回は途中でエラーメッセージが出て使えませんでした。エラーの原因はCドライブに導入したIntel SSD 750(NVMe SSD)が原因と思われますが、未だ対処方法が分からないので、取り敢えず、フリーソフトの「EaseUS Todo Buckup Free 9.2」を使ってイメージバックアップを作成しています。

◆過去の設定
自作PC24号機改の設定
自作PC24号機の設定