リッピングソフト

別ページ「ネットワークオーディオ」でも触れましたが、散歩の途中で立ち読みした「Net Audio」と「HIVI」のリッピングの記事に刺激されてリッピングに再挑戦しました。2000年代初期にリッピングに挑戦した時のファイルフォーマットは mp3 でしたが、それから十数年が経過して、HDDの大容量化も進んだので、今回は可逆圧縮のFLACで保存することにしました。聴力の衰えた小生には FLAC もmp3 もあまり差は無いのですが – – – – 。

◆リッピングソフトの選定
以前リッピングに挑戦した時は、PC誌の推奨に従ってExact Audio Copy を使いました。今回は Windows 10 に付属のWindows Media Player 、Exact Audio Copy、dBpoweramp CD Ripper の3ソフトを使って、CD を2~3枚リッピングした結果、使い勝手重視で dBpoweramp を選びました。ネットに載っていた使い方を解説した記事が分かり易かったのも大きいです。その上、dBpoweramp を使うと「ハイレゾ化」して取り込めるのが魅力でした。元々のサンプリング周波数が44.1kHzのCDをハイレゾ化しても意味が無いと言う意見もありますが、折角なので「物は試し」と思って 24 bit、88.2 kHz の FLAC ファイルで取り込んでみました。

ハイレゾリッピング

200枚の CD のリッピングなら1週間も掛からないので、試用版(21日間有効)で可能ですが、後日、再リッピングすることも考慮して、この段階で有料版($39.00)「dMC-R16.4-Ref-Registered」に切り換えました。有料版をダウンロードしてインストールすると、試用版に上書きされて各種設定が引き継がれていました。なお、タグ情報は dBpoweramp で採ったモノと Exact Audio Copy で採ったモノでは一寸違いがあり、dBpoweramp のタグ情報が気に入らない時は Exact Audio Copy のタグ情報を参考に編集しました。

◆dBpoweramp の設定
解説記事を参考に設定しましたが、取り敢えず設定すべき箇所は下図の5点です。なお、Windowsパソコンでは音源ファイルの保存先は Musicフォルダーが定番ですが、小生はユーザーフォルダー(\murano) の下に \CD と言うフォルダー (D:\murano\CD) を作成して保存先としました。

dBpowerampの設定(クリックで拡大)

上図の「Tags & Filenames」ではアルバムアートのサイズ等も設定出来ますが、今回はデフォルトのまま使用しました。自分でジャケットをスキャンした画像は「1400×1400」前後の大きさですが、ここに登録すると画像は「800×800」のデフォルトサイズに縮小されます。サイズは変更出来ますが、「800×800」で充分なのでそのまま使っています。

◆追加の設定
今回はハイレゾで取り込むため、下図の①~⑪の設定を追加しました。

ハイレゾ設定(クリックで拡大)