現在、書斎では下図のシステム構成で聞いています。本格的に聞くには、USB-DACと高級ヘッドホンを追加したいところですが、一昔前のデノンのイヤホンでもそれなりに楽しめます。器材選びはユックリ楽しむとして、暫くはこの構成で楽しむことにします。

◆再生ソフトMusicBee
使い勝手が良いのと歌詞表示が出来るので使っています。設定と言うほどではありませんが、弄っているうちに下図の表示になりました。左ペインにアーティスト、右ペインに再生中のアルバム情報が表示されます。中央ペインにアルバム情報が表示され、アルバムアートをクリックするとCD内のタイトル一覧が表示されます。一覧表示された中のタイトルを右クリックするとドロップダウンリストが表示され「今すぐ再生」とか「次に再生」とかを指示出来ます。(下図参照)

上図の「編集」をクリックした時に表示されるウィンドウが下図で、歌詞を自動取得出来なかった場合に歌詞を手入力出来ます。今回は設定を間違えたのか歌詞取得は全滅だったので全て手入力しました。

◆再生ソフトの選定
CDのリッピング中は直ぐ使える Windows Media Player で再生していたのですが、手持ちのCDのリッピングが終了したので、WMPを使い続けるか、別の再生ソフトを使うか簡単な比較をしました。小生の目に留まった候補は、以下の4つです。

①Windows Media Player(一番簡単に使えます。)
②foobar2000(WMPの直ぐ後に試したので、設定が面倒と感じました。)
③MusicBee(文字情報を極力抑えて見易い画面です。)
④MediaMonkey(背景が暗いのと②と同様に文字情報が多いのが難点です。)
聴力の衰えた小生には、各アプリの再生音質の差はよく分かりませんでしたが、文字の量を抑えた表示形式が見易すく、設定も殆どデフォルトのままで使えた MusicBee を再生ソフトに選定しました。声楽曲で歌詞を表示出来るのも嬉しい機能です。但し、設定がマズかったのか歌詞をネットから取り込めず、残念ながら全て手入力したのは想定外でした。
◆各アプリの選曲・再生画面
1)WMPで選曲・再生
アーティストとアルバムが別画面なので、左ペインの「音楽」→「アーティスト」で表示されるライブラリーの中から目的のアーティスト(ここではMozart)をクリックするとアルバムリストが表示されます。デフォルトではMusicフォルダーがライブラリーとして登録されているので特別な設定をせずに使えます。

●WMPの一寸困ったところ
音楽の再生に致命的と言う訳ではありませんが、下記の2点には一寸困りました。
手っ取り早い対策はWMPを使わないことなので、我が家ではWMPの使用を中止しました。
その一)知らないうちに画像ファイルが生成されるので困った
リッピング後の音源ファイルにはアルバムアート画像が埋め込まれますが、それとは別にフォルダー内に画像ファイルが作成されます。(下図参照)

その二)ネット経由で再生時にアルバムアートが表示出来ないので困った
WMP で配信された音源ファイルを AVアンプで再生すると、再生中のコントロール画面(居間のTV)にアルバムアートが表示されないのです。この点については「居間のAVアンプで再生」のページで詳述します。
2)foobar2000 で選曲・再生する
インストールした直後は、愛想の無いウィンドウ表示です。Columns UIと言うコンポーネントをインストールすることでカスタマイズが可能です。レベルメーターを組み込んで再生レベルをリアルタイムに表示する凝ったカスタマイズをヨドバシのオーディオ売り場で見たことがあります。設定はそれなりに難しそうなので小生は下図のように、アーティスト、アルバム、タイトル、を表示するだけのシンプルなカスタマイズ?に留めました。

3)MusicBee で選曲・再生
弄っているうちに使えたので、何かを設定したと言う認識がありません。左ペインにアーティスト、中央ペインにアルバムが表示されます。アルバムアートをクリックするとタイトルがドロップダウン表示され、個々のタイトルを右クリックすると更にドロップダウンリストが表示されます。「今すぐ再生」とか「次に再生」とか色々指示出来ます。右ペインは再生中のアルバムの情報を表示する領域です。

なお、MusicBeeではメニューから「表示」→「シアターモード」→「Default」で「歌詞」の表示が出来ます。

4)MediaMonkeyで選曲・再生
foobar2000と同様に設定が難しかったです。背景色がブラックなので小生の好みではありませんが、加えて文字情報が溢れているのが難点でした。正直なところ、既に気持ちが MusicBee に傾いていたのであまり真剣に検討してません。
