ファイル転送サービス「Send Anywhere」試用記

ファイル転送サービスとして、韓国の EstmobPC が開発した「Send Anywhere」と言うアプリを試してみました。なかなかのスグレモノですが、外部のシステムを利用するのは一寸気になるので、試用段階に留めています。「Send Anywhere」は、PCとスマホ間だけでなく、PCとPC、スマホとスマホ等々、豊富なファイル転送機能を持っていますが、今回はPCとスマホ間のファイル転送に限定して試用してみました。下表の赤枠で囲った部分の機能に一寸触れただけですが、個人使用には充分でした。

SendAnywhere でファイル転送

◆アプリのインストール
ファイル転送にはPCとスマホの双方のアプリが必要で、PCとスマホの双方に「Send Anywhere」と言うアプリをインストールします。下図はインストール後のアプリの起動画面を示します。スマホ側の送信画面は小さなサムネイルがゴチャゴチャしているので、高齢者は送信ファイルの選択が一寸難しいです。スマホ側から送信する時は、この起動画面でなく、先に送信ファイルを選択しておいて、共有の画面から「Send Anywhere」を指定する方が楽です。(後述)

Sendanywhere の起動画面

●PCへのインストール
Send Anywhere のサイトから実行形式の「SendAnywhereSetup.exe」をダウンロードしてクリックすればインストールが始まります。初めての実行の際、特に設定した記憶が無いので直ぐに使い始めたと思います。

Send Anywhereインストール

●スマホへのインストール
Google Play からダウンロードした後、スマホお馴染みの「インストール」ボタンをクリックするとインストールが始まりました。しかし、途中の Screenshot を撮るのを失念したため、インストール前後の記憶が曖昧です。PCと違ってスマホのインストール手順はアッサリしています。取り敢えずダウンロード画面を載せておきます。

Send Anywhereスマホインストール

 

◆PCからスマホにファイルを転送
PC側のSend Anywhere を起動して、送信欄の「+」マーク付近をクリックするとエクスプローラーが起動するので、適当なフォルダーで送信ファイルを選択(複数可)して送信欄にコピペすると、10分間有効な「6桁のキー」が表示されます。スマホ側のSend Anywhere を起動して受信を選択すると「6桁のキー」の入力画面が表示されるので入力すれば転送が開始されます。

Sendanywhere_で PCからスマホへファイル転送

◆スマホからPCへファイル転送(その一)
スマホ側のSend Anywhere を起動して、最下端の「送信」をタップし送信ファイルのカテゴリ「写真」をタップ。画面に表示されたファイルの中から送信ファイルを選択します。選択が終わったら「送信」をタップすると「転送待ち」の画面が開いて「6桁のキー」が表示されます。PC側のSend Anywhere を起動して受信欄に「6桁のキー」を入力して「確認」をクリックすると受信を開始し、終わると受信ファイルの一覧が表示されるので、保存先フォルダーを指定します。デフォルトでは downloadフォルダーに保存されます。

Sendanywhere でスマホからPCへファイル転送

Send Anywhere の使い方はそれ程難しくはないですが、PCとスマホで送信と受信の操作が錯綜するので、慣れない中は、後期高齢者の頭の中がゴチャゴチャして戸惑いながらの試用でした。外部のシステムが介在するのが一寸気になりますが、使い勝手は悪くないです。

◆スマホからPCへファイル転送(その二)
なお、スマホの送信開始画面はサムネイルがゴチャゴチャしていて、画像の選択がし難いので、先に画像を選択した後、共有操作の中で「Send Anywhere」を選択する例を下図に示します。

送信画像を選択後、共有で Send Anywhere 送信

以上