サイトのSSL化(その一)

広島散歩(2019年11月)の最後のアルバムをアップしたのは2020年3月5日でした。時間が出来たので懸案だった「サイトのSSL化」に着手しました。立ち読みの参考書には下記の2点でSSL化するとありました。
1)レンタルサーバーの管理ページでSSL証明書の導入
2)プラグインWordPress HTTPSをインストールする

1)レンタルサーバー会社の提供する証明書
契約しているレンタルサーバー会社のロリポップのサイトを覗くと幾つかの証明書がありました。商売に使うわけではないので無償で提供されている「Let’s Encrypt」を導入することにしました。

SSL表明書一覧

2)SSL証明書導入
先ずは契約しているロリポップのユーザー専用ページにログインして「セキュリティ」⇒「独自SSL証明書導入」⇒「無料独自SSLを設定する」と進んで登録してあるドメインとサブドメインにチェックを入れて設定が完了しました。設定画面はキャプチャーしてなかったので、結果だけになりますが、全てのドメインで「SSL保護有効」と表示されました。

無料独自SSLの設定

3)プラグインWordPress HTTPSのインストール
インストールしましたが、
これだけでは「http://…….」が「https://…….」になるわけがなく、どのように設定すればよいか考えているうちに思い出したのが、 WordPress をインストールした時、最初に一般設定画面でサイトアドレスを書き込んだことです。早速、Wordpress の管理画面を開いて、下図のようにURLを設定して「変更を保存」しました。

一般設定抜粋(その一)

4)トラブル発生
これでSSL化出来たと思ったのですが、案に相違して、冒頭からエラーが出てホームページを開けません。この時は原因が分からず、困惑、これは解決に時間を要すると予感して、取り敢えず「メンテナンスモード」に切り換えて、設定を戻したり変更したりしたのですが、その間に修復するつもりで設定を弄っていたら、サーバー側のセキュリティ機能が働いたらしく、ダッシュボード(WordPressの管理画面)にもアクセス出来なくなりました。

設定の変更どころか何も出来なくなってしまいましたが、取り敢えず、無料のレンタルサーバーを借りて、写真帳だけは何とか見える仮設のサイトを構築しました。これ以上ジタバタしても傷が深くなるだけなので諦めて寝ることにしました。次の日もどうすればよいか思いつかず放置してましたが、夕食後にアクセスしたら、何とダッシュボードが開きました。よく分かりませんが、24時間経ってアクセス制限が解除されたようです。

5)新たなトラブル(HPの先頭に古いページが表示される)
ダッシュボードにアクセス出来るようになったのでサイトを表示すると、何と「2010年に使用した古いページ」が表示されています。その古いページの項目をクリックすると、本来のフロントページが表示されます。原因が分からず、ロリポップの カスタマーサービス(以下CS)にメールで問い合わせたところ、CS から「プラグインが影響して、古いページがロリポップ!ドメインに転送されているようだ。」との回答を受信しました。

プラグインを一つ一つチェックした結果、WordPress HTTPS が原因と判明、停止・削除して「古いページ」の問題は解決しました。但し、未だ問題が残っていました。続きは「サイトのSSL化(その二)」に記します。