2018年7月リリースのGoogle Chrome 68から、SSLで暗号化されていない(URLが「http://」で始まる)全てのホームページを閲覧した際に、アドレスバーに「保護されていない通信」と警告が表示されるようになりました。

Google は、この警告表示により、インターネット上の各サイトが常時SSL化することを狙っています。と言うのは、この警告表示を回避する唯一の方法は、サイト全体をSSLに対応(常時SSL化)させることなので、対応せざるを得ないのです。
隠居の暇つぶしみたいなサイトなので、カード番号や暗証番号を遣り取りすることはなく、SSL化の必要性はあまり感じないのですが、アドレスバーに「保護されていない通信」と表示されるのは目障りで、隠居も対応することにしました。
2019年秋の広島旅行のアルバム造りが年を越し3月始めに漸く完了しました。お花見には間があるこの時期、手が空いたのが運の尽きと言うか、想定外の苦労の始まりでした。これまで先延ばししていた「網老雑記帳」のSSL化に取り掛かったのです。
作業内容
① 無料独自SSLの設定。(レンタルサーバーの管理パネル上で)
② コンテンツのソースコードなどをSSL化用に修正。
③ 正しく表示できるかチェックし、必要なら再修正。
④ WordPressの設定を「https://」向けに修正。
⑤ 「.htaccess」ファイルにリダイレクト用の行を追加。(これで「http://~」でアクセスしても「https://~」に接続。)
②の修正には、修正用のアプリがあるようですが、小生は秀丸エディターの置換機能を使いました。修正対象が200ページ近くあり、修正箇所は500~600ヶ所あったので時間が掛かりました。特にイメージマップでリンクしているページは手間が掛かりました。
約2週間後に何とか作業を終えてSSL化が完了しました。下図の錠前アイコンが「SSL化」した証しです。たったこれだけですが、辛気臭い作業の繰り返しで大変でした。(>_<)
