SIMが届くまで

スマホを買って最初にしたことは、ポケットに入れてみたり、ショルダーバッグに入れてみたりして携帯性をチェックすることでした。意外と重く感じたのでガッカリしました。散歩の時の荷物が増えて一寸鬱陶しいなと感じたのです。とは言え、初めてのスマホを弄る楽しみがありました。自宅に Wi-Fi 環境を構築し通話以外の機能を試したり、ネット通販で液晶保護フィルムや保護ケースを入手しました。

◆Wi-Fi 環境構築
Wi-Fi 環境の構築については、別ページ「Wi-Fi ルーターの導入」と「スマホとPCの接続」に書いたので、ここでは4月1日に格安SIM が届くまでの我が家のネット環境を示します。外出先では、Wi-Fi 環境が整ったホテルや量販店ならば、SIM無しスマホでも困ることはありませんでした。

格安SIMが届くまでの我が家のネット環境
液晶保護ガラス

◆液晶保護フィルム
スマホを入手した時点では、頭の中には「スマホの液晶画面には保護フィルムを貼る」と言う観念しか無く、ヨドバシで購入して自宅に持ち帰り開梱した後、直ぐにネットで保護フィルムを調べて注文しました。液晶のほぼ全面をカバーし、必要な開口部も設けられていて好印象だったので決めたのですが、3ヶ月後改めてパッケージを見て中国製であることに気がつきました。メーカーまでは気が回りませんでした。

約3ヶ月経過しましたが保護フィルムのことは全く気にならないので、品質上の問題は無いと思います。最近ネットで検索したら液晶保護フィルムは必要無いと言う情報に接しました。多分それが正解かもしれません。しかし、頻繁に指で触る液晶面に保護フィルムを貼りたくなる気持ちも分かります。小生自身、3ヶ月前のスマホ入手時点では、頭の中は「フィルムを貼る」に凝り固まっていました。

◆スマホ保護ケース
今回購入した ZenFone3 (ZE552KL) は日本市場に登場して間がなかったので、機種専用のケースが市販されているのかどうか心配しましたが、アマゾンや楽天に幾つか載っていました。初めてなので使い勝手が分からず、取り敢えず透明ケースと手帳型ケースの両方を購入して使ってみることにしました。最近(7月)、ネットを覗いたら3ヶ月前より製品が多くなったようです。

透明ケース

小生が入手した透明ケースはTPU(Thermoplastic Polyurethane:熱可塑性ポリウレタン)製でした。shizuka-willと言うスマートフォンアクセサリー専門店の取り扱いですがネット通販で購入しました。正価の7割引くらいで数百円です。無色透明なので本体を収めてしまうとケースの存在に気づき難いです。これまでスマホに縁のなかった小生は透明ケースの存在を知らず、裸で使っていると思っていました。

ただ、本体に背面から嵌め込むだけなので、本体に汚れや傷が付かないと言う効能はありますが、液晶画面の方は無防備です。ところで、機種毎にサイズが異なる本体がケースにピッタリ嵌まるためには、機種毎に専用のケースが必要になります。サイズだけでなく、本体の背面や側面に配置されたレンズ、スイッチ、コネクター類に合わせた開口部も必要になります。

透明ケースの使い勝手をチェックするため、マンション近くの掃部山公園に出掛けてみました。桜は未だ3分咲き程度でしたが、日曜日なので花見客が出て賑わっていました。歩きながら写真を撮ってみたのですが、透明ケースだけだと滑り易く時々落としそうになりました。指掛け等を追加しないと危ないと思い、明日の出発には間に合わないので、鹿児島旅行では取り敢えず手帳型を使うことにしました。

手帳型ケース

話の後先が逆になりましたが、手帳型ケースは上述の透明ケースより先に入手して既に試用していました。手帳型ケースは、黒っぽい透明ケースを中ケースとして表紙で挟んだ格好です。左の画像ののようにスマホを包み込んだ形なのでスマホ全体が保護されます。スマホを嵌め込む中ケースは裏表紙に両面テープで接着されています。中ケースに本体を嵌め込んで操作してみると、一つだけ問題がありました。

電源ボタンと音量ボタンの位置に開口部が無いのです。ケース素材の柔軟性を利用してケースの上から押す方式のようですが、柔軟性が足りず押し難いのです。そこで、カッターで開口部をキリ出そうとしたのですが、素材が柔らかいのでカッターで加工するのが難しく、面倒になってケースの端面からニッパーで切り込みを入れて、ボタン位置までの素材を切り取ってしまいました。一寸不格好ですが、素材が黒いのでジックリ見ないと分かりません。中ケースを上述の透明ケースと交換すればよいのですが、面倒なので未だそのまま使っています。

フラワータッチ画面

◆日本語入力の練習
ZenFone3 の日本語入力アプリとして ATOK がプリインストールされていたので、迷わずこれを使いました。入力方式は設定で変わるようですが、デフォルトの入力方式は「フラワータッチ」でした。

これを使うと「つ」「づ」「っ」をワンタッチで入力出来ます。暫く「フラワータッチ」の練習をしましたが、キーボード入力とは雲泥の差があり、入力効率は一桁低いと感じました。

練習の成果ですが、残念ながらフラワータッチをマスターしたとは言えません。しかし、PCがダウンした時とか、出先でメールの返信を書く時などに緊急用として何とか使える程度にはなりました。

数年前にPC1台体制に切り換えたので、一寸心細かったのですが、スマホでもある程度PCの代役が務まることが分かり安心しています。ただ、暫く日本語入力機能を使わないと直ぐに退歩してしまうのが難点です。

本格的な入力には矢張りキーボードです。Bluetooth キーボードは、以前使ったことがありますが、何故か我が家のPCではチャタリングが激しく使い難いので処分してしまいました。スマホで試すためにわざわざ再購入する気にもなれないので、当分はフラワータッチでゆきます。