最近 Snipping Tool が起動しなくなり、更に Windowsフォトも起動しなくなり、 Microsoft Store からダウンロードして再インストールしても途中で止まってしまいインストール出来ません。取り敢えず Snipping Tool は [Prt Sc]で代用、 Windowsフォトは別のフリーのソフトをインストールして対策しました。OS のクリーンインストールは面倒なのでこれまで見送っていましたが、トラブルに背中を押される形で Windows 11 のクリーンインストールをしました。この機会にこれまで使っていた Insider Preview 版を正規版に切り替えることにしました。
1)事前準備
1-1)USBメモリーでインストールメディアを作成
PCの不具合を回避するためアップデートインストールではなく、クリーンインストールです。Windows 11 をダウンロードする (microsoft.com) にアクセス、USBメモリーをPCに装着して、「Windows 11 のインストール メディアを作成する」欄の「今すぐダウンロード」をクリック、ダウンロードしたファイルをダブルクリックすると「メディア作成ツール」が起動、画面に従って操作するとインストールメディアが出来上がりました。

1-2)プロダクトキーの確認
インストール完了後でもよいのですが、今回はインストール過程で認証を済ますため、レジストリーエディタでプロダクトキーを確認しました。

1-3)起動ドライブの設定
作成したインストールメディアから起動するため、PC起動時にUEFI(BIOS)画面を表示、起動(BIOS)設定画面を開いて、USBメディアを最優先に設定しました。

実は Boot Override と言う機能を知らなかったので、上では Boot Option Priorities で起動順位を変更しましたが、機会があれば Boot Override を使ってみようと思います。
2)Windows11インストール
PCをインストールメディアから起動、インストール開始後は画面の指示に応えて幾つか入力や選択をします。
● プロダクトキーを入力
● ドライブを削除:Preview 版がインストールされたドライブを削除
● インストール先選択:上記の削除したドライブ(未割り当て領域)を選択
これまでOSのインストールは何十回もやっていますが、今回は一寸手抜かりがありました。
Cドライブの「ユーザー」フォルダー下の「AppData」フォルダー下に ScanSnap のデータが保存されているのを失念していたのです。約1年分の情報を失いました。「ユーザー」フォルダー下の「ドキュメント」や「ピクチャー」等はDドライブに移動して使っているので油断していました。再インストール後は ScanSnapのデータフォルダーもDドライブに移動しました。
3)Windows11インストール後の設定
以前なら1~2日で終わるのですが、年のせいか今回は4~5日掛かりました。
● ESETのインストール
● M/B 同梱のチップセットドライバーのインストール
● グラフィックカードRTX 3070のドライバーインストール
● Adobe Creative Suite 6 のインストール:プロダクトキー CS6と前バージョンCS5.5 要
(今回は事前にライセンス解除したので、認証サーバーの対応をチャットで要請する手間が省けた)
● 秀丸エディタのインストール(ライセンス認証に二昔前の送金番号要)
● Capture NX-Dのインストール
● Capture NX2のインストール:NX2とNXのプロダクトキー要
● Office 2013インストール(インストール用CDを使用)
● Becky2のインストールと設定(フォントのサイズ設定に梃摺る)
● Windows メールアプリ設定(アカウント設定に梃摺る)
● NextFTPのインストール(最新のNF49500X.EXEをダウンロード)
● MS ExpressionWeb4のインストール:MSの米国DLサイトから入手、現在はそのDLサイトが無い
● 壁紙を Windows 10時代のものに戻す
● WiーFi接続設定:Wi-Fiルータの「SSID」とパスワード(ネットワークセキュリティキー)要
(マンションに共用ルータが設置済みなので、PCは有線LAN接続、Wi-FiルータはAP設定で利用)
● 複合機(Pixus TS9030)のインストール(苦戦)
● ScanSnap(iX1500)のインストール(苦戦)
● Synology NAS への接続設定は、IDとパスワード必要
● ATOK for 一太郎 のインストール(シリアルナンバー、オンラインキー要)
未だインストールしてないアプリが幾つかありますが、利用頻度が低いので必要になった時に対応することにしています。