2021年9月、五輪とパラが無事終了して落ち着いた日常に戻りました。首相の退任表明や総裁選の展開が予測不明になって Web が騒いでいる中、我が PC でも思いもしなかったことが起こりました。
突然、Windows 11 をインストールしてしまったのです。と言っても、いずれはインストールする筈なので、それが1~2ヶ月早まっただけすが – – – – 。
事の起こりは、Microsoft の「PC 正常性チェック」です。配布を中止していた同ソフトの配布が再開されたと言う YouTube の動画を見て、既にWhyNotWin11」で解決していますが、本家版はどんな案配なのか興味が沸きました。ダウンロードには Windows Insider Program への参加が必要とあったので参加したのが始まりです。
9月8日に「PC 正常性チェック」ソフトをダウンロードして目的は達したのですが、翌9月9日に何気なく Windows Update を覗くと「Insider Preview版のダウンロード待ち」状態になっていました。Windows Insider Program に参加したので Windows 11 Pro Insider Preview 版が自動的にインストール状態になったようです。
クリックしなければ何も起こらないと思ったので一旦は放置したのですが気になります。10日以内なら Windows 10 に戻せるし、戻せない場合は、クリーンインストールも覚悟してクリックしました。インストールは普段の Windows Update と同じプロセスですが、途中で通知領域に「再起動」を促すメッセージがありました。

ここまでは準備段階で Windows 10 の世界でしたが、ここから先は Windows 10 を離れてインストールの実行段階に入ります。再起動のタイミングは「今すぐ再起動」から「更新を7日間一時停止」まで幾つか選択肢がありました。後回しにすると忘れそうなので「今すぐ再起動」を選択しました。2~3度再起動がありましたが、Windows 11 のインストールは無事終了しました。
Insider Preview に更新して操作感覚にチョッピリ違和感がありますが、未だ特段の不具合に遭遇してません。インストール直後のスタートメニューは下図のように「ダーク」でしたが、白っぽい「ライト」に設定し直して使っています。10から11への更新でスニッピングツールのアイコンがタスクバーから消えていることに気が付きました。上図のWindows 10 のタスクバーにありますが、下の Windows 11 にはありません。

スタートメニューを「ライト」に設定し、スニッピングツールをタスクバーにピン止めしたのが下図です。ピン止めした後で気がついたのですが、タスクバーの検索アイコン(左端から2番目)にカーソルを乗せると現れるミニウィンドウにスニッピングツールのアイコンがありました。但し、ピン止めしたアイコンの方が使い勝手は良いです。

使い始めて一日しか経過しましたが、背景の画像が一寸重たく感じます。画面の中央の巨大な花びらのような人工的な形象に圧倒されます。取り敢えず「個人用設定」で Windows 10 の背景画像に戻してみました。ついでにタスクバーの配置も「左揃え」にしたのが下図です。

長年の慣れで、カーソル操作を始めると、カーソルは無意識にスタートボタンを求めて左下に向かいます。但し、スタートメニューを見たり操作する場合はメニューは左端よりも中央の方が作業性が良いです。
カーソルが左下に向かうのは慣れの問題なので、現在は作業性を考慮して「タスクバー 中央揃え」に戻して使っています。

上図の設定で暫く使っていて何か違和感を持ちました。何だろう?と思って観察した結果、タスクバーにピン止めしたアイコンの位置が右にズレていることに気が付きました。上の画像では、スタートメニューの両側均等に6.5ヶのアイコンが配置されていますが、下の画像では、左側に4ヶ弱、右側に10ヶ配置されています。
