Windows10 Creators Update

マイクロソフトは2017年4月、Windows 10 の大型アップデート「Creators Update」の提供を開始しました。5月にクリーンインストール用のインストールメディアを作成したのですが、他のことにかまけて放置していたら、6月16日に「アップデートの準備OK」のメッセージが入りました。クリーンインストールと迷ったので「後で」をクリックして先延ばししたのですが、その後「アカウントの確認」のメッセージが入り、昨晩(6月17日)、PCの電源を切る時に「更新して再起動」をクリックしてOSアップデートを開始しました。

これまで何度かバージョンアップしてきましたが、整理しておかないと忘れていまいそうなので、この機会に経過をまとめておきます。(下表)

自作PC Windows10 Update 経過

 

Windowsのバージョン情報

◆更新バージョンアップ
普通の「更新」だとシャットダウン前は35%くらいの進度でシャットダウンするのですが、今回は100%まで進みました。OSアップデートでは、再起動後に時間の掛かるインストール行程を残しているので更新の準備を100%終了してシャットダウンしたようです。

再起動後インストールが始まり、途中2回シャットダウン・再起動がありましたが、無事に大型アップデートは終了しました。バージョンアップを確認するため「ファイル名を指定して実行」で「winver」を実行すると、バーションは1703(OSビルド15063.413)と表示されました。

前回のバージョンアップ後が1607だったので確かにアップデートされています。アップデート後の変化を幾つか下記します。

◆Wi-Fi 接続
Edgeを操作していたら「インターネットに接続していません。」とのメッセージが出ました。念のため Wi-Fi の設定をやり直したのですが、同じメッセージが出てインターネットに繋がりません。
更に、一呼吸置いてセキュリティソフトが「このネットワークの種類は?」と確認してきたので「自宅ネットワーク」と入力するとセキュリティソフトの遮断が解除されたようでインターネットに接続しました。アップデートでWi-Fi の設定が引き継がれなかったのは小生のPC環境が影響していたようですが真相は不明です。

◆コントロールパネルの起動手順
スタートボタンの右クリックで表示されていたメニューの中に「コントロールパネル」が見当たりません。何処に隠れたのかと思ったら、スタートボタンをクリックして表示されるアプリ一覧の中の「Windows システムツール」の下層にありました。面倒なのでスタート画面にピン留めしたのですが、よく見ると同じアイコンがもう一つありました。アップデート前にもピン留めしていたらしく、そのアイコンが残っていたようです。

スタート画面の変化
スタート画面の右側に表示されるタイルをフォルダーにまとめられるようになったのですが、未だ使っていません。スタート画面全体の印象は少し引き締まったように思いますが、普段あまり使わないのでハッキリしません。普段よく使うアプリはタスクバーにピン留めして起動しており、タイルから起動するのはペイントとかメモ帳とか偶に使うアプリなのでタイルの印象が希薄なのです。そのためスタート画面のタイルのフォルダー化が実現しても恩恵はあまり感じないのです。

◆Edgeのタブのプレビュー、タブの一括終了と復元
Edgeではタブのプレビューを表示出来るようになりましたが、その分本文の領域が減るので痛し痒しと言ったところです。小生は上下方向の表示領域確保のためプレビューは非表示にしています。タブを一括保存して瞬時に復元できるようになったのは便利そうですが、未だ以前のクセが抜けず、保存せずに一括終了しています。

Edgeのタブプレビュー表示

◆Windows Defener の進化
設定やコントロールパネルに分散していたセキュリティ関連機能を統合したようで
すが、普段あまり使わないのでアップデートの恩恵は未だ不明です。

クリーンインストール

クリーンインストールの機能も追加されていますが、使い物になるのかどうか興味があります。但し、PC自作派がクリーンインストールする理由は色々なので、この機能では満足しないと思います。